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2015年 04月 28日

お客様の愛車紹介 Vol. 26

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いよいよゴールデン・ウィークに突入いたしました!
もう11連休なんて長期休暇の会社があったり「GW中は、ずっと仕事!」
なんて人もおられる中それでもGWは、スタートいたしました・・・・。
上記は、モトラッド京都5月の営業日程です・・・・。
赤い文字で書かれた部分がお休みさせて頂く日となっています。

天気の方は、今のところ大きく崩れる事の無いものの
それでも最近の天気は、ホント油断できないのでお出かけの際は、
必ず天気予報は、要チェックで計画を立てましょう!

さて、今回の愛車紹介は、R1100RSです。
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こんにちは、スタッフのMr.Mです。
今回は愛用されている方が極めて少なくなったBMWの
超野心作、R1100RSをご紹介致します・・・・。

 '93年デビューのR1100RSは、それまでの給排気弁機構の
OHVエンジンから50%のパワーアップ(60PSから90PSに)を
果たしたOHCエンジンを引っさげて、
新世代ボクサーとして鳴り物入りで発売が開始されました・・・・。
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甫田さんのR1100RSは’01年の登録で、このモデルの最後期型と
なりますが、前後ホイールを17インチに換装されています。
(標準はフロント17インチ・リヤ18インチです)
ハーフカウルとフルカウルを比較すると、エンジンの視感的造型や
メンテナンスを考え、ハーフカウルの方が人気はありました。





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ハンドルは前後20mmの範囲で7段階と、絞角度を6°の範囲で
3段階に微調整出来ます・・・・。
カウリングのインナーパネルは’96年の中期型より、それまでの
黒の艶消しから車体同色へ変更されました。
カウルのスクリーンも、中央のノブを回す事で可変出来る優れモノです。





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シートは前後分割式になっており、フロントシートは
差込の位置を変える事で三段階に調整可能
(780mm~820mm)です。
これは素晴らしいアイデアでしたね。ヒューズBOXカバーを
取り外して撮影致しました。





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フロントのサスペンションはテレレバーです。ブレーキング時に
上体の姿勢変化を極力軽減させるBMWならではの素晴らしい
サスペンションで、
現行モデル(R1200GS・R1200GSA・R1200RT)にも
受け継がれています・・・・。





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リヤ廻りはパラレバースイングアームが採用され、これまたBMWの
オハコのシステムです。2004年発売のR1200GSからは、
パラレバーアームがスイングアームの上方に移されました。





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燃料供給は、ボッシュのモトロニックDME
(デジタル・モーター・エレクトロニクス)です。
現行モデルではかなりのバージョンアップが図られています。





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R1100のエンジン系列を総称してR259と呼んでいますが、
ブローバイの構造とバルブステムの口径、シリンダーフィンの枚数の
違いで、正確に言うと3種類のエンジン(前期・中期・後期)が存在します。
甫田さんのR1100RSは、当然ながら後期型のエンジンが
搭載されています・・・・。






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中古車市場では程度良好車は殆ど皆無となっています。
所有する趣味性ではOHV系に引き離されてはいますが、
これほど綺麗に維持されているR1100RSを見ると心が
揺らいで欲しくなりますね・・・・。
今思うと、コバルトブルーのフルカウルが良かったな~。





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発売当初は、ハーフカウル・フルカウルにABS付き、
ABSなし、はたまたABSキャタライザー付きと
合計5つのバージョンがあり、販売する側も非常に
困惑が多かった事を記憶しています・・・・。
参考までに当時(1993年7月)の価格です。(消費税抜き)

総評としてR1100RSは、「このバイクに乗らずしてオートバイは
語れない」と言わしめた程、
エポックメーキングなバイクだったと私は思っています。
























   

by motorradkyoto | 2015-04-28 16:10 | お客様の愛車紹介


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