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2014年 04月 06日

試乗インプレッション№3 R1200RT続編

春眠暁を覚えず・・・・。
春の夜はとにかく気持ちがよく、夜が明けたのも気づかず
ほど良く眠り、なかなか目がさめないこと を言うそうですが
そう言うことなら僕的には、春夏秋冬暁を覚えず・・・・となります。

そんな中、Mr.M氏ことM岡さんは昼間の試乗インプレッションを決行。
桜の咲く心地よい日和の中でのインプレッションでした。
それでは、春男M岡さん、宜しくお願い致します。

こんにちは、スタッフのMr.Mです。
桜花爛漫、春真っ盛りになりました。桜の季節は良いですよね。
でもこの季節が最悪な方(花粉症等で)も、最近は非常に多くなってますね。
そんな方には恐縮ですが、新型RTを少しだけ楽しんで来ました。

結論から申しますと新型RTは、ツアラーの枠を大きく飛び越えた
スポーツバイクに変身していました。
さてここからの内容は何時もながらに、Webサイトや雑誌記事のような
難しい内容は一切ございませんのでご安心を・・・・。
試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_17594958.jpg

3月初旬から発売が開始されたニューRTですが、GSほどでは
ないにしろ先行予約も数台入っています。スタイリングは先代の
空冷RTを掌握していますが、ボディーマスは一回り、いや半回り
程小さくなっている感じです・・・・。





試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_1821173.jpg

車重は先代と同様、カタログデータ上274kg
(燃料満タン・走行可能状態)となっております。
GSと同じくファイナルドライブケースが左、マフラーが右となり
トルクリアクションも逆になりました・・・・。





試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_186230.jpg

メーター廻りは速度計と回転計、そしてカラーディスプレーが備わって
いるのはK1600系と同様です。オプションのナビも取り付けましたが、
バイクから離れる時は必ず取外して下さい。設定はメニューボタンと
マルチコントローラーで行いますが、K1600系より判り易いですね。





試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_1884311.jpg

パニアケースはかなり軽くなりました。良く言えば軽量化、悪く言えば
コストダウンです。車体のパネル等の肉厚も薄くなり、お金をかける
パートが進化と共にどんどん変化するのは宿命ですね・・・・。





試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_2173050.jpg

足付性を優先される方には大変有り難いシートですが、ツアラー
系のバイクに慣れ親しんでおられる方には、オプションのミドルシートか
ハイシートの方がベストポジションを得られるように思います。





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高速道路も走りましたが、エンジンは常に回りたがります。
それはスタート時のクラッチミートの瞬間に判明しました。
空冷ツインカムRTとの比較では、●40km/hで4500rpm、
●60km/hで5250rpmに対して、ニューRTは、●40km/hで
4750rpm、●60km/hで5500rpmと言う興味深い結果が出ました。
(数値は全て6速キープ時です)





試乗インプレッション№3 R1200RT続編_e0254365_2194069.jpg

パワーは125PSで不満は全くありません。本当に軽やかに回転が
上昇し、本当にフラットツインなのか?・・・です。
ヒルスタート機能と共にニューRTに新たに備わったのが、
ギアシフトアシストproです。クラッチレスで、シフトのアップ・ダウンが
可能ですが、ダウン時に踏み込んだ時のスポンジーな感覚が
気になるところですが、これは個人差の問題でしょう・・・・。





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電動ファンは右のカウリングに上手くおさめられています。





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ワインディングもかなり速く走れそうです。
空冷RTはコーナーリング中のラインチェンジが厳しい面が
ありましたが、ニューRTはGS同様に自由自在?です。
BMW=フラットツイン=ツアラーのイメージをお持ちの方、
もうこのRTしかないでしょう。

空冷モデルの重厚感はスポイルされていますが、スポーツマインド
旺盛な30歳代~40歳代のツーリングライダーにも直ぐに
浸透しそうな気配です・・・・。
多くのツアラー系バイクが自然消滅する中、
ツアラーの王道を行くのがBMWのRTなのです。















   

by motorradkyoto | 2014-04-06 21:21 | 試乗インプレッション


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