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2014年 09月 30日

お客様の愛車紹介 Vol 23

遂に、入荷しました!
BMW純正ナビゲーター「BMW Motorrad Navigator Ⅴ」
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早速、ご予約頂いた順にお引渡ししております。
使われたお客様に感想を聞くと「待ってよかった・・・・。」とか
「使い勝手が非常にGOOD!」「大満足!」など
お褒めの言葉をいただきました。

ただ、K1600GTL/GTや新型R1200RT、R1200GS&R1200GS-Aは、
クレードルが、標準装備されているのですが、
他の車種で取り付けようとすると別売で
クレードル+マウントホルダー&一部若干の部品が必要となります。

パーツ価格も車種によって細かく分けられていてそれぞれ価格も
違いますのでご購入の際は、是非、私どもにご相談ください。
適合車種に合うパーツを頑張って探したいと思います・・・・。

さて、本日はお客様の愛車紹介をお届けしたいと思います。
それでは、この時代の車両に超詳しい生き字引ことMr.M氏に
バトンタッチ致しますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

こんにちは、スタッフのMr.Mです。
今回は今では殆ど見かける事がなくなった(失礼)K75Cの
ご紹介です・・・・。
現オーナーの高野さんが乗られるこの車両はK75Cの
最初期型(’85/10)で、極上の中古車として89年にご購入頂いて
早25年になります・・・・。

お客様の愛車紹介 Vol 23_e0254365_1884074.jpg

高野さんはK75Cをお世辞にも綺麗に乗っておられるとは
言えませんが、フルノーマル状態を維持され、先日も
クラッチ・ミッション等のパワートレーンのOHを施して頂きました。





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K100系の1シリンダーを取り除く、合理的手法で完成した
3気筒エンジンですが、日本の道路事情にも非常にマッチしていた
と思います・・・・。





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独特の排気音を奏でるオムスビマフラーがこちらです。
「ヒュルルルル・・・・・」とでも表現しましょうか、直ぐに
K75シリーズと判ります・・・・。





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スイングアームは片持ちのモノレバーで、
リヤブレーキはドラム式でした・・・・。





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フロントブレーキはブレンボの2PがWで装着されています。
当時BMWが採用していた、一般的なブレーキシステムです。





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メーター廻りは’83年発売のKシリーズから不変で、’97年まで
(K1100LT・K1100RS)まで採用されていました。このガッチリ感が
ドイツモノの良いところで、Kシリーズのメーターは何時見ても
惚れ惚れしますね・・・・。





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正面から見るとなかなかスリムです。最高出力74PSで、
最大トルク6.9kg-mです。ビキニカウルも伊達ではありません。
86年発売時の新車価格は¥1,150,000でした。





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私を誘惑した’93年3月号の別冊MC誌と、’93年2月号のRC誌。





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K75シリーズは’95年にフェイドアウトしましたが、
K75Cを皮切りにK75S・K75SS・K75、そして
92年にABS付きのK75・K75S・K75RTが発売されました。





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以前にもこのブログに掲載しましたが、
私もABS付きシルクブルーのK75Sがホント
欲しかったんですよ・・・・。
(納期6ケ月で断念)  当時価格¥1,390,000

クランク縦置きのKシリーズ(四気筒・三気筒)は、人気の面では
悲しいかなフラットツインの上位には位置出来ませんでした。
特にK75シリーズは車両自体が市場に殆どないので、
そのフィーリングを知る人は限られています・・・・。

エンジン本体はノンオーバーホールで30万kmの耐久性と、
後輪に動力を伝える理想的なレイアウトを含め、OHVボクサーと
共にBMWモーターサイクルが
20世紀に残した大いなる遺産と言えます・・・・。





















  

by motorradkyoto | 2014-09-30 18:53 | お客様の愛車紹介


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