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2017年 02月 20日

ロケットカウルの今と昔

こんにちは、スタッフのMr.Mです。当社の決算セール期間もいよいよ残り少なくなって参りました。オートバイと言う商品はある意味季節商品的な要素もあり、良い気候になって来ると動き出す帰来が'往々にしてあります。しかしそう思い立った時には欲しい物が無かったりとか、手に入るんだけれど時間を要するとか、ほんの少しの時間差で機会損失をされた経験をお持ちの方は非常に多いと思います。「思い立ったが吉日」と言うことわざがありますが、仕事に於いても遊びに於いても直ぐにアクションを起こす事が成功や勝利への近道です。腰の重い方は自身の気持ちを奮い立たせて下さいね。

さて今日は表題の通り「ロケットカウルの今と昔」ですが、オートバイのロケットカウルには私を含めた多くのアラ還世代の憧れめいた何かが背景にあり、今年はR-nineT/Racerの発売も迫っている事からロケットカウルブームが訪れる気配を感じます。雑誌関連やインターネット関連で、「ロケットカウルの変遷」めいた特集記事が出る前に、いち早く皆様にお届けしちゃおうかと言う事になりました。ご紹介する車両は国内外を問わず、1970年以降の一般市販車でレーサーを除きます。派生モデルやシリーズモデルに関しましてはそのベースモデルが中心となり、私の主観が至るところで介入しておりますのでお許し頂きたいと思います。

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トップバッターはラベルダ750SFCで、1970年の発売となって
おりますが正直私もよく判りません。エンジンはパラレルツインで、
その造型がホンダのCB72とそっくりだと一時酷評されたようです。
残念ながら私は実車を見たことがないのですが、でも今こうして
色々な画像を見ると凄くスタイリッシュで何故か惹かれますね。
私の世代だと3気筒のRGSシリーズが絶頂期で、その後新生
ラベルダが復活しましたがセール的に伸び悩み、現在は
アプリリアに買収されブランド名だけが残っています。





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ノートンコマンド750プロダクションレーサーは、1971年の発売となって
いますが、ラベルダ750SFC同様に正確性には欠けます。
コマンドシリーズは、アイソラスティック機構と呼ばれたラバーマウント
トフレームを介し高速での優位性を際立たせましたが、プロダクション
レーサーはそのイメージにマッチしていましたね。私も実車には2度程
お目にかかっていますが、今見ると非常にスリムでコンパクトな車両です。
画像の車両は、イラストレーターの池田和弘(Bow)氏の所有車で、
さまざまなメディアに登場しています。
イギリスのオートバイメーカーの御三家(ノートン・トライアンフ・BSA)
と呼ばれたノートンも、’90年代初頭のロータリーエンジンでの
復活劇もありましたが混迷の中、再々度復活した事は嬉しい
限りです。新しいコマンドシリーズもなかなか魅力的です。





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ロケットカウルを世界的に世に知らしめたオートバイが、このドゥカティ750SS
ではないでしょうか。1972年のイモラ200マイルレースの優勝を
記念して生産されたモデルで、後の900SS・SSダーマあたりまで
このカウルが継承されました。S2やSLパンタはロケットカウルのようですが
ちょっと違うかな?と思います。私が高校生の時、当社が京都運輸支局
の近くで営業していた頃に初めて750SSの新車にお目にかかりました。
今思うと’74年の最産型でしたが、贅肉の取れた美しいスタイルと
カラーリングとは裏腹に、FRP成型のロケットカウルの内側はグラス繊維が
剥き出しになっており、美しいモノには醜いモノが共存していると思った
(今見れば全く違和感はありませんが、当時のFRP成型技術の
問題であった)ものです。これはノートンコマンドのロケットカウルも同様です。





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国産のオートバイはどうだったかと言うと、真っ先に頭に浮かんだのがホンダ
GB400TT(ツーリスト・トロフィー)MkⅡです。GBシリーズは250クラブマンが
'83年に発売されており、その兄貴分として’85年にGB500TTと
GB400TT・GB400TTMkⅡが発売されました。当時はヤマハのSRの
人気が絶頂期でもあり、ありとあらゆるカスタム車が世に溢れていた
記憶があります。SRにもロケットカウル付きのカスタム車が流行し
その牙城は厚く、残念ながら短命に終わってしまいました。
1年程前にMkⅡのノーマル車を隠し持っておられるお客様を
自宅ガレージで発見しましたが、なかなか良い雰囲気を醸し出して
いましたね。気の向いた時に近辺を走るだけとの事でしたが、
「良く声を掛けられるねん」と言っておられたのが印象的でした。





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スズキ/バンディッド400リミテッドVはご存知ですか。
'89年発売のバンディッド400は弟分の250ccと共通のフレームで、
バーハンドル仕様とセパレートハンドル仕様が選択出来た特異な
オートバイでした。’91年発売のこのリミテッドVは可変バルブタイミング
機構を有しハンドルはセパレートハンドルのみの仕様でした。
当時の中間排気量の4気筒車はカワサキのゼファーを筆頭に
超激戦市場で、ネイキッドブームの後押しもあり国内4メーカーが
凌ぎを削る状態でしたね。ロケットカウルはクラシカルなバイクには
似合うのですが、新進気鋭のバンディッドには少し趣きが違った
ようですね。むしろこの分野の国産車の主流はビキニカウルだった
ように思います。





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輸入車に話を戻すと’88年に発売されたマーニー・アルチューロが
良かったですね。恥ずかしながらこの車両は私が新車から28年間乗り続けて
(持ってるだけ)いる車両で、何だかんだと言いながらも私はロケットカウル
崇拝者でもあるんですよ。更にモト・グッチも大好きで
ルマンⅢ・ルマン1000を乗り継ぎ、マーニが発売されると知った時
無理に無理を重ねて無理やり購入した思い出の車両でもある訳です。
ロケットカウルにグッチのエンジンは私にとっては理想像で、納車まで
6ケ月を要しました。お金を湯水のようにバイク道楽に使い、好き勝手をさせてくれた家内に感謝です。その後、後継モデルの1000スフィーダや1100スフィーダが同形のロケットカウルを採用しましたが、グッチエンジン搭載のマーニーシリーズは、マニア向けにそれ相応の成功を収めたのではないでしょうか。





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2001年に発売されたドゥカティMH900eはインターネットで車両
予約を行い、予約された方が独自に購入ディーラーを選択すると言う、
且ってない画期的な方法が採用されました。我々の会社も2004年
までの長きに亘り、DUCATIの正規ディーラーとして車両販売から
アフターサービスまでを担って頂けに少々戸惑いもありました。
価格は時価で為替レートの関係もあり、150万円台から160万円台
で約10万円程の差異が生じる事もありました。発売前から人気は
沸騰しており、日本向けに出荷が予定されていた台数は完売に
なりました。軽量でコンパクトな車体は精悍で、乗る歓びよりも
所有する歓びに浸るオーナーさんが多かったように感じます。
その後このスポーツクラシック路線を継承したポールスマート1000LE
が発売されましたが、柳の下に二匹目のドジョウは現れなかったようです。





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さてこちらが今年発売が予定されているR-nineT/Racerですが、
現代的ではなく古典的な手法でデザインされたところに意義が
あるように感じます。私もその都度、懐古趣味的バイクはどうか?
テナ事をよく口にしていますが、熟年ライダーに絶賛される
カタチである事は間違いなしです。現にこのバイクの予約に近い問合せの
多くは50歳オーバーの現役ライダーに集中しているからです。
確かにR-nineT/Racerはカッコイイです。





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ロケットカウルの模範的造形で、クオリティーは全てのバイクメーカーの中で
NO1であるのがBMWです。





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二連メーターとセパレートハンドルも「よくやってくれた~」ですね。
早く乗りたい方はとにかく早期予約をお願い致します。

さて今回の「ロケットカウルの今と昔」は如何でしたか?。「まだ他にこんな車両も
あったで」との、ロケットカウルファンの方々からのご意見をお待ちしております。




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by motorradkyoto | 2017-02-20 14:24 | 雑学コーナー | Comments(0)


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