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2017年 06月 29日

「岬と湖のラリー」レポート/東北紀行

こんにちは。スタッフのMr.Mです。
「岬と湖のラリー」がスタートし、間もなく中盤戦を迎えますが公約通り今年も東北へ足を運んで参りました。GW明けはエントリーされている方も少々中弛みで、ポイントクリアーの報告がなかなか送られて来ません。そんな皆さんに活を入れる為に二泊三日、約2,800kmを走破致しました。今回は観光はお預けで、ラリー指定ポイントの「霞ヶ浦」・「大間崎」・「沼沢湖」・「榛名湖」を周る事が最大の目的で、本州の最北端に行くのなら「龍飛崎」・「恐山」も立ち寄る事に致しました。以下、そのレポートです。

これからラリーポイントの東北へ行かれる方のご参考になれば幸いです。昨年の東北(二泊三日)や九州(二泊三日)は髭の師匠にお供頂きましたが、今年はお家の色々な諸事情があって、宿泊のツーリングには付き合えないとの事。そうなれば一人で行くしかなく、日程も仕事に極力影響のない日を選択すべく第三火曜・水曜の連休を含め、19日の月曜日も休みを頂きました。まあ私が休んだところで業務に影響を及ぼす事は全くありませんけどね。窓際族はこんなもんですわ。
ハハハハハッ・・・・。

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6/19日の午前6時(ホントは午前4時迄に高速に入りたかったが)
に自宅を出発し、名神~新名神~東名阪~伊勢湾岸を快走し、
新東名の岡崎SAで一回、そしてこちら静岡SAで2回目の休憩を
取りました。今日の予定は首都高速を経由して茨城県の「霞ヶ浦」
に立ち寄り、その後、青森県の五所川原まで一気に走り切る事です。
今回の相棒は、勿論私専用車であるR1200RTです。





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こちら首都高速6号三郷線の加平PAです。天気は快晴です。





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「霞ヶ浦」にやって来ました。霞ヶ浦大橋の西詰です。





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霞ヶ浦ふれあいランドの駐車場です。京都から約550kmで、
休憩を3回取り約6時間を要しました。新東名では覆面Pに
注意を払い●40km~●80kmペースでしたが、概ね想定内ですね。





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撮影場所はこの辺りです。





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常磐道を北上し磐越道~東北道か、そのまま常磐道~東北道かを
いわきJCTで悩んだあげく、走った事のない常磐道~東北道コースを
選びました。東日本大震災後の復興道路の役割を担う高速ですが、
仙台までが対面2車線で、30分はロスしたと思います。
富岡~相馬間のR6が二輪車や歩行者がシャットアウトされている等、
まだまだ厳しい状況が続いている事に気が付くと共に、良い勉強を
させて頂いた高速道路でした。





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冨谷JCTから東北道に入ります。





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夕食を紫波SAで済ませ、青森県の浪岡ICを下りたのが21時30分で、
今日の宿泊場所の五所川原に到着したのが22時少し前でした。
本日の走行、1,201kmでした。





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明けて20日は6時30分スタートです。今日も好天の予報です。
お世話になった「ホテルサンルート五所川原」さんの正面玄関前です。





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道の駅「十三湖高原」に立ち寄りました。これを見ると青森に来た
実感が湧きますね。





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R339の竜泊ラインにさしかかる処です。龍飛崎までは豪快な
ワインディングが楽しめます。





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龍飛崎にやって来ました。





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龍飛崎は石川さゆり嬢の「津軽海峡冬景色」でご存知の方も多いと思いますが、
国の一大プロジェクトでもあり、着工から27年を要し1988年に開通した青函トンネルが
特に有名です。このはるか下に鉄道が通っています。





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直ぐ近くにR339の階段国道があります。階段を持つ日本で唯一の国道だそうです。





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津軽半島から下北半島への最短ルートは私得意のフェリーが一番です。この陸奥湾フェリーは
一日2便しかなく、9時20分発に乗り損ねたら全ての行程が終わってしまう危険性がありました。
まあ、余裕で間に合いましたけどね。蟹田のフェリーターミナルは随分綺麗になっていました。





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所要時間は1時間ジャストです。





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下北半島側の脇野沢フェリーターミナルでワンショット。





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R338の海峡ラインを北上し大間崎へ到着です。ここでエントリーされている
N中さんと無事合流出来ました。出発前日の18日にN中さんから電話があり、
「俺も沼沢湖と大間へ行くから20日は大間で合流や~」となりました。途中で
連絡を入れほぼ予定通りでした。今の通信機器はGPS機能等も有しており、どの辺りに居て
どれ位の時間を要するか、かなり正確に先が読めるようになりました。N中さんは2台
エントリーされていますが、今日は勿論長距離専用車の空冷ツインカムのR1200RTです。





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N中さんに撮影して頂きました。私、こんな感じです。N中さんの撮影はご法度です。





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撮影場所はお決まりの場所ですが、平成10年に周辺が整備されこのモニュメントが
建立されてからは、一気に観光地の様相が強くなりましたね。





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昼食はモニュメント向いの「かもめ食堂」さんで、マグロ・イクラ・ホタテの3色丼を
賞味致しました。私も大間は随分久し振りに訪れましたが、マグロ料理店が随分増えて
いるのに驚きました。





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夕方まではN中さんと行動を共にする事になり、「恐山」にやって来ました。
恐山は日本の三大霊場(比叡山・高野山・恐山)の一つに数えられていますが、
この周辺は荒涼とした景色で、硫黄の臭いが立ち込める不気味な雰囲気と融合し、
少しばかり格が違いますね。





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バイク専用駐車場も用意されていました。





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むつ市に入りR338を南下し、原子燃料リサイクル工場等、国のエネルギー関連施設が
集中している六ヶ所村も横目で見ながら三沢空港へやって来ました。民間の飛行場でありながら
航空自衛隊三沢基地も隣接している事から、航空自衛隊とアメリカ空軍も使用すると言う
異例な空港でもあり、ある意味「北の要」とも呼べる空港です。三沢と言えば元祖高校野球
球児のアイドルと呼ばれた太田幸司選手を思い出します。





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八戸自動車道~東北自動車道に入り、岩手山SAでN中さんと別れました。
N中さんは今回、私が21日に立ち寄る沼沢湖を19日にクリアーされ今日の大間と合わせ
16ケ所完全制覇されました。勿論エントリーされている方の中では一番手で、後はマイレージを
どれだけ延ばされるかです。N中さん、どうもお疲れ様でした。今日は北上近辺で一泊される
との事ですが、明日は気を付けてお帰り下さい。私は更に蔵王まで南下し、この日の宿泊場所に
到着したのが22時30分でした。本日の走行、714kmでした。





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今回のツーリングの最終日である21日は、どうやら雨との戦いになりそうです。
この日も6時30分に出発ですが、まだ雨は降っていませんが、レインウエアーを着ての出発です。
お世話になった「グリーンホテル大河原」さんの正面玄関です。最近のツーリングはビジネス系の
ホテルを予約する事が殆どで、更に大浴場があるかないかが選択のポイントとなっています。
今回の2つのホテルは大変清潔で大浴場も完備されており、ゆっくりと疲れを癒す事が
出来ました。





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東北道の郡山JCTから磐越道に入った辺りで雨が降って来ました。会津坂下ICを下り
R252を南下して「沼沢湖」にやって来ました。結構雨脚が強くなり視界も悪く、しばしの
休憩を余儀なくされました。近くに妖精美術がありちょっと寄ってみましたが、残念ながら
休館日でした。





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撮影場所はこの辺りです。「沼沢湖」も日本国内において、メジャー級の湖になって
欲しいですね。





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R252の只見湖~田子倉湖を抜け、福島県と新潟県の県境のワインディングは
天気が良ければ気持ちが良いハズなのですが、雨の影響で3回程ASCのランプが
点滅しました。関越道の小出ICから高速に入りました。





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渋川伊香保ICで下り、今回の目的地の最後となる「榛名湖」にやって来ました。
この近辺も雨と霧で視界が悪く、湖の直ぐ向こうに見える榛名山も全く見えない
状態で残念でした。榛名湖はかなり観光地化されており、伊香保温泉も近い事もあり
雨の平日にも関わらず結構賑わっていました。





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撮影場所はこの辺りです。この周辺はバイクで走るには絶好のルートも多く、
紅葉の秋に来ると大渋滞に巻き込まれます。





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当初の計画では少し北上してR145~R144を通り、上田菅平ICから上信越道に
入るつもりでしたが、南に下って松井田妙義ICから高速に入りました。
東部湯の丸SAで小休止です。後は高速でひたすら帰るのみです。





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名神高速の草津PAに着いたのが20時50分で、自宅到着が21時20分でした。
今回のツーリングで改めてR1200RTの実力を再発見致しました。無機質と言えば
それまでですが、不快な振動が一切なく(特にハンドルへの振動が殆どない)、
ウインドプロテクションも超一級品です。更に中間加速も速く、昼間の高速道路では
追い抜かれた事は一度もありませんでした。燃費もかなり良好でK1600系と比較すると
かなり軽量なので、今回のようなツーリングにはRTに勝るバイクはないでしょうね。
本日の走行、938kmでした。2泊3日で、2,853kmを走った事になりますが、疲れていますが
その疲れが心地良く、緩い感覚で残るところがBMWのBMWたる素晴らしさですね。










by motorradkyoto | 2017-06-29 21:15 | 番外編


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