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2017年 10月 10日

伏見デルタ祭2017

こんにちは。スタッフのMr.Mです。9月24日の日曜日に、二輪専門教習所の「伏見デルタ」さんの伏見デルタ祭2017に出展して参りました。2年前までは一般公道を使ってのBMW試乗会を開催させて頂いていたのですが、管理体制の難しさが表面化し、昨年同様展示及び来場者の方の接客がメインとなりました。昨年は雨中の開催となりましたが、今年は終日好天に恵まれました。イベント事は晴天に限りますね。
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変わらぬ佇まいの社屋です。風格を感じます。





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出展ブースはコースの外側に整列です。





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開会の挨拶です。





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午前10時の開場と共に来場者の方が押し寄せて来られました。
今回持ち込んだ車両はクラシックシリーズのR-nineTカスタム車と、
R-nineTレーサーの2台です。





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しばらく時間が経過して落ち着くとこうなります。






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伏見デルタさんと言えば「バイクパレード」ですが、午前と午後の
2回、迫力のデモ走行が行なわれました。今回は18台と
ボリュームアップしていました。




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インストラクターの方の走りは何時見ても圧巻で、前後タイヤの
減り方が異様です。両サイドが磨耗し、真ん中が尖って来るん
ですね。





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京都府警さんからも現役で活躍中のパトカーと白バイの展示が
制限時間付きで持ち込まれました。





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操作方法を根掘り葉掘り聞いてみました。大変良い勉強に
なりました。





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白バイの廻りには沢山の方が集まり、結構女性の方に人気が
ありましたね。






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こちらも色々と質問をしてみましたが、かなりハイテク化が進んで
います。一日お借りしてツーリングに行きたいものですね。あかんかな~。





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ここ2年~3年、イベントの後半にレディース・トライアラーの
デモンストレーション走行が開催されます。
メーテル嬢(小谷芙佐子選手)とゴンちゃん(京藤一栄選手)が
登場すると、おっちゃん連中(私も業務をホッポリ出し)が
最前列にかぶりつきで陣取り出しました。





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私もホンダのTL125でウロウロする事はありますが、ここまでは出来ません。





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レディース・トライアラーの綺麗所です。





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昨年もお話したと思いますが、大型二輪免許を保有されている方は、
普通二輪免許保有の方を上回っています。数字のカウント方法が
問題ですが、免許の種類別統計数がほぼ正確な数字と思われます。
例えば、画像の上段と下段を比較した場合、
二輪免許に於ける二つの数字的統計は(普通自動二輪1)・(大型自動二輪2)
ではなく、(大型自動二輪2)で計算されます。そう、お判りの通り上位免許資格が
優先されると言う事になります。

大型自動二輪免許の変遷を過去50年位の範囲で振り返ると1960年以降は、
現在の大型二輪免許は「自動二輪免許」と呼ばれ、250cc以上のオートバイと
360cc以下の軽三輪と軽四輪が運転出来たようです。
1965年9月1日より、当時存在していた「軽免許」(250cc以下のオートバイと
360cc以下の軽三輪と軽四輪が運転出来た)が廃止され、
二輪免許区分が50cc以上に変更された事により、
小型特殊免許・原動機付自転車免許以外の運転免許保有者に
「自動二輪免許」が付帯免許として与えられました。

すなわち1947年以前に生まれて、運転免許取得年齢時に免許を取得された方の中には、
オートバイに乗った経験がないにも関わらず、
大型自動二輪免許を持っておられる場合があります。
前述の通り、普通二輪保有者より大型二輪保有者の方が多い一端は
ここにあると思われます。そして二輪免許の技能教習や試験は125cc車が
用いられるようになり、1972年からは350cc~400ccが用いられるようになりました。
1975年10月1日より、大型自動二輪免許は受難の20年間を迎える事になり、
運転免許試験場での技能試験か中型限定免許(400cc以下)からの
限定解除審査試験の合格者のみに(二輪教習所では中型限定まで)交付される事になりました。

合格率は全受験者数の1%程の難関で、限定のない二輪免許そのものが
ステイタス性を持つようになりました。1996年9月1日の免許制度改正から
「指定自動車教習所」で大型自動二輪免許の教習が受けられるようになりました。
しかし実際には準備期間や認可等の諸問題もあり、1997年3月からの開始となりました。
この規制緩和の背景には、国内のオートバイメーカーやバイクユーザーの意思表示ではなく、
HDやBMW等の海外オートバイメーカーの強い要望があったようです。
又、大型自動二輪免許と普通自動二輪免許が独立した免許となった為、
これ以前は中型限定で大型二輪を公道で運転した場合「免許条件違反」の罰則であったのが、
これ以後は「無免許運転」になりました。

上記内容には2005年6月より創設された「オートマチック限定免許」は省略させて頂きました。
私が自動二輪免許を取得したのが1974年で、受難の20年間を迎える1年前でした。
モトラッド京都の店長M村君やサービスのH本君は、大型自動二輪免許取得が
ホント大変だったようですね。
受難の時期に大型自動二輪免許を取得されたお客様も沢山おられますが、
公安委員会から何らかの表彰を受けてもおかしくない免許資格ですね。
ドーモ長話でスミマセン・・・・・。








by motorradkyoto | 2017-10-10 12:14 | Event&Campaign


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