BMW R18

こんにちは、スタッフのMr.Mです。昨今、出口の見えない暗いニュースばかりが飛び交う中、今日はあえて未来に向けての明るい話題をお届けしたいと思います。

昨年イタリアのヴィラデステで開催されたヒストリックカー＆モーターサイクルショーの会場や、

ＥＩＣＭＡミラノ国際モーターサイクルショーなどで話題の中心となっていた

BMWの大型クルーザーモデルR18が、先月市販モデルとして発表された事はすでにご承知の事かと思います。

すなわち「Concept R18」そのものです。ビンテージルックはもとより、

全てのディテールが本格的ヘリテイジスタイルを貫いている事から、

アンチBMW派の方からも注目を集めている事は言うまでもありません。

既に日本国内でも内覧会が開催（東京と大阪）され、抽選で極少数の方が

実車をご覧になっておられます。私共の管理ユーザー様も運よく

抽選に当選され、内覧会に出席されました。

当初は日本国内での販売は11月頃が有力でしたが、今回の

事態を受けてどのような展開になるか正直分かりません。

初期モデルはファースト・エディションとして、限定モデルになる事が

間違いなく予想されます。価格は280万円前後が有力でしょうか？。

諸元も発表されています。

BMW R18主要諸元

排気量　1802ｃｃ（空油冷4ｽﾄﾛｰｸ2気筒ﾎﾞｸｻｰｴﾝｼﾞﾝ）

ボアＸストローク　107.1mmＸ100mm

最高出力　91ｐｓ／4750rpm

最大ﾄﾙｸ　16.1115kgf･m／3000rpm

圧縮比　9.6：1

全長　2440mm

全幅　964mm（ﾐﾗｰを含む）

シート高　690mm

燃料タンク容量　16ﾘｯﾀｰ

メーター廻りもシンプルですね。

Webサイトには興味深い画像も沢山あります。

既にコンプリートのカスタム車両もアップロードされています。

カスタム車の素材としてもR18は侮れない存在感があります。

オーナー様の嗜好次第で如何様にも出来そうですね。

こちらは「Concept R18／2」で、「Concept R18」とは全く趣きが

違う仕上げとなっていますね。それもその筈、BMWモトラッドの

デザイン部門では、同じエンジンと同じフレームを用いて両極端な

モデルを生み出したいと考えていたようです。

両車両の仕上げが問題ですが、私的にはこちらの方が好きですね。

「Concept R18」は現在の技術で造られる限り、やはり本質的には

ビンテージではないと思うからです。ビンテージを纏ったビンテージでしょうか・・・・・。

でもセールス的には「Concept R18」の方が、相応に人気を博するのは

間違いないでしょうね。実際「Concept R18／2」の問い合わせは殆どございません。

全世界が正常な状態に戻り全ての経済活動が再開され、

そしてこの２台のスムーズなデビューを祈るだけです。

先行予約もそろそろスタートしそうな予感です。

Cafe Racer Vs Bobber