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2020年 11月 20日

BMW未来に向けて

こんにちは。スタッフのMr.Mです。
11月も半ばを過ぎ、いよいよ慌ただしくなって参りました。
今年はご存じの通り、新型コロナウィルス(COVID19)の影響を受け、
日本経済は大変な不況に陥り大変厳しい状況に直面しております。
この状態は今後も引き続き、
我々の業界にも更なる負担がかかる事は間違いありませんが、
もうひと踏ん張りしてこの1年を乗り越えたいと思っております。





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先日、BMW-AGからBMWの業務に携わる我々向けに、
「NXET GEN グローバル・マーケット・サミット2020」が配信されました。
要約すると、未来へのレビューであり、デジタル化への方向転換を
宣言するものでした。





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その中で非常に興味深かったのが「Definition CE04」です。
都会での毎日の乗り物としてユーザーのニーズを満たすための
コンセプトモデルです。





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デザインは、新しい都市の美学とスタイルの進化を体現したもので、
電動パワートレインシステムにより、従来のスクーターのスタイリングと
一線を画すデザインが可能になったという事です。





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スリムなバッテリーと後輪部分のコンパクトなドライブユニットが特長で、
ドライブユニット、冷却リブ、スイングアーム、スプリングストラットなどが
見える設計となっています。





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ヘルメットや小物等は、右側面からの出し入れが可能で、
BMWならではの設計思想が生かされていますね。





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10.25インチディスプレイを採用したメーターは、当然スマートフォンとの
連動が可能となっています。
但し、1日の走行距離12kmを目安とし都市部での通勤、
オフィスから近場への移動、近隣への買い物など、便利で身近な
モビリティとして開発されている事もあり、今後の市販に向けての
動向にも注目したいですね。





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私が密かに狙っているご存じC-evolution。今後一気に開花するかも
しれませんね。





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もう一台はBMWがこれまで「Vision iNEXT」と呼んでいたコンセプトカーの
EVを、「iX」として市場に展開して行くと発表した事です。発売は来年の
年末からを予定しているようですが、iXは従来のハイブリット車とは
違い、最初からEVにする為に専用設計されているのです。





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フロンのキドニーグリルがどんどん大型化されて来ましたが、
ここにはさまざまなセンサーがビルトインされているようです。
ルームミラーにこのフロントグリルが迫って来れば、道を譲らざるを
得ないでしょうね。かなり怖いですね。





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運転席の計器類ももはやパーソナルコンピューターですね。
通信も5G対応で、自動運転や駐車機能の向上を実現したとしています。





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BMWグループは常に自らを再発見する為の努力をしているのです。
CO2排出規制の荒波が押し寄せているヨーロッパでは、自動車メーカー
としては真剣に電動化に取り組まなければならないと言った、
切羽詰まった危機感があるようです。





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今回イギリス政府は、2030年までにガソリン車とディーゼル車の
新車販売を禁止するとの発表がありました。さらにガソリンと電気を
併用するハイブリット車も、2035年までに販売を禁止にするとの事。
ガソリン車の販売禁止政策は、アメリカやカナダでも相次でおり、
EV化が世界的に急加速して行く事は間違いありません。
10年後の自動車業界、そしてオートバイ業界に注目して共に歩んで
行きたいと思います。






by motorradkyoto | 2020-11-20 16:21 | 雑学コーナー


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