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2018年 08月 31日

「サービス工場」 日々の作業風景 Vol4


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こんにちはスタッフのMr.Mです。
いきなりですが限定商品のご紹介です。
イギリスのスーパーバイクチャンピオンシップで活躍している
Tyco BMWモトラッド・レーシングチームのウエアーが限定販売される事になりました。
ジャケット・フリース・ポロシャツ・Tシャツの4アイテムの中から、
ジャケットとフリースをいち早くM村店長が仕入れました。
入荷数は多い物で75着で少ない物は18着しかBMWに入荷していません。

某ディーラーの買占め?等もあり、
ゲット出来たのはジャケットのXSサイズとSサイズ、
フリースのXSサイズとSサイズを各5着です。
「えらい小さいやん」と言うなかれ。
サイズはイギリスサイズで、
日本サイズで換算するならXSがS~M、SがM~Lに相当する大きさです。

172cm前後の方ならXSで、177cm前後の方ならSで十分対応可能と思われます。
気になるお値段ですが2017年のモデルでもあり、
ジャケットが¥10,800(税込み)でフリースが¥7,560(税込み)となっております。
限定モノに弱い私は直ぐに購入しようと思いましたが、
「あんたには売らん。お客様最優先。」と一喝。トホホホ・・・。
でもこれはイイ。質感も良く価格も超魅力的です。
この記事をご覧になられた方、直ぐにご来店の上試着してみて下さい。


さて今日はしばらく大変な状況が続いていた当店アフターサービス工場ですが、
少しばかりパワーアップの兆しが見えて来ましたので、
その様子をレポートしたいと思います。


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昨今我々の業界と言うか、自動車関連業界のサービスメカニック不足が
非常に顕著になっております。どちらの店舗でも一人でも多くの人員を
確保するのに苦労している状況ですが、その一人が一人前の
BMWサービスメカニックに育つには概ね10年を要する厳しい業界でも
ある訳です。
そのような状況の中BMWモトラッド・マイスター(BMWモトラッド
サービスメカニックの最高位)2人が、上がりの職場として当店に
加入してくれました。当店生え抜きのH本マイスターと共に、何と
3人のマイスターの豪華布陣となった訳ですが、日本全国を探して
見ても3人のマイスターを有している店舗は他にございません。





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まずはT中マイスター。
縁あって、兵庫県のBMWモトラッドディーラーさん
より移籍してもらいました。BMWの専門誌での
執筆でもお馴染みですが、この道約40年の超ベテランメカニックです。
こちらはR1100RSのブレーキラインの修理です。ここ最近整備する
R1100系の多くは、ブレーキホースが劣化して全交換を余儀なく
される車両が増えています。





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28年前のK100LTのハンドルユニットの交換作業ですが、若い
メカニックには未知の車両となってしまいました。





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初期型R1200RTの車検整備ですが、作業のスピードが違います。





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続いてI田マイスターですが、ここしばらくはBMW-Jからの依頼で
新店舗メカニックの技術指導をする事が主な業務だったのですが、
私もI田マイスターに相談する事が本当に多く、どうこうしている内に
「俺が手伝い行ったるわ~。」の一言で、当店で業務を行ってもらう
事になりました。I田マイスターはこの道40年以上で、更に全ての
BMWモトラッドメカニックの重鎮でもあり、さまざまなシステムに精通
しているところが頼りになります。
こちらはモノサスR100RSのブレーキホースの交換作業です。29年前の
車両になります。





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R1100Sの燃料ポンプの交換です。しばらく放置された車両は、ガソリンが
腐食してポンプをダメにしてしまう事がしばしばです。





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水冷R1200Rの定期点検もスムーズにこなしています。BMWの場合
各車両毎に、走行距離に応じたメンテナンススケジュールが組まれています。





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最後にH本マイスターですが、当店在籍32年にしてBMWモトラッド
マイスターの栄えある第一期生です。作業は基本に忠実で、とにかく
お客様に安心をプラスした良い作業を施す事を身上とするメカニックです。

こちらは水冷R1200GSの中古車整備とリコール作業です。’13年から
発売が開始された水冷R1200GSですが、当店でも一番入庫台数の
多い車両になりました。




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HP2エンデューロの転倒修理作業です。フロントフォーク回りは
特に慎重な診断が要求されます。





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最近の車両は専用テスターが不可欠で、PCと向き合う時間も
増えています。





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作業内容の打ち合わせと確認は常時行われます。
初期診断が重要になる事は言うまでもありません。





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整備作業のアプローチは各人異なりますが、フィニッシュは
同じところに納まります。





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完成車両の試乗は絶対に怠っては行けません。

当店では毎回お話ししている通り、サービス関連の宣伝活動は一切行なっておりませんが、
お客様の多くはアフターサービスを重視されています。
的確な診断・的確な作業・的確な工賃のバランスがとれていればお客様の満足度は向上します。
その点当店の3人のマイスターはバランスの良い作業を施してくれます。
マイスターになる為の厳しい過程をクリアーして来た賜物でもあり、
メンテナンス台数は計り知れません。

しかし仕事の出来るスタッフが加入したからと言って、
その店舗が上手く稼動して行く保証は何処にもありません。
むしろ悪くなるケースが多く、さまざまなしがらみや妬みが渦巻き、
今まで頑張って来たスタッフが退いて行く店舗を私は今までに数多く見て参りました。
在籍しているスタッフと、仕事の出来る新しいスタッフとの人間関係は勿論、
どのような方向に進んで行くかの判断を下すのが本当に難しい事になります。

手厳しい話ですが今回加入して頂いた2人のマイスターは、
他店ではなく当店でないと活躍してもらう事が出来ないと思っています。
それは明確でBMWの業務のベテラン勢が現役で残っている事で、
互いにリスペクト出来る関係が過去から現在まで継続されているからです。
これが確立されれば、後は良い流れで新しいサービススタッフを迎え入れる事が出来ます。
今からBMWモトラッドのサービス業務を志たい方、
他メーカーのサービスメカニックに従事していたがBMWモトラッドのサービス業務に転身したい方、
以前にBMWモトラッドのサービス業務に従事していたがもう一度返り咲きたい方、
そう言った方を広く募集しています。

今なら一人前になるのに10年を要する処が5年で素晴らしいメカニックになれるかもしれませんよ。
当店3人のマイスターは、旧タイプ以降(’68年以降)の車両から現行車両まで、
メンテナンスを施した事のない車両はないと言っても過言ではなく、
あらゆる世代のBMWモトラッドに対応出来ます。
その最高の技術を見て、盗んで、そして教えてもらえる絶好のチャンスです。
当店も今後は、且ってのようなサービススタッフが充実した「いぶし銀」のような
店舗を目指せれば良いかと思っていますし、
私がもう何年も前から提言している(Vol3の記事でもお伝えしました)メーカー主導型の
BMWモトラッドSF(サービスファクトリー)の構築が実現する事を願うばかりです。




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それにしても当店もよくこれだけ老練が揃いましたね。
旬を終えたスタッフばかりで遊びの提案も少なくなってしまいました。
I田マイスターと私はすでに老人会ですが、まだまだ引退する訳には行きません。
苦しい時期に当店を支えて下さったお客様と共にあと10年は頑張らないとね。
M村店長の舵取りも絶妙で誰も逆らう者もなく、
しばらくこの体制を維持出来そうです。

もう一人、2年前から週に3回午前中のみ営業のサポートをしてくれているCI嬢ですが、
もう少し稼動時間が増えそうです。
運のイイ方は接客を受けて頂いたかと思いますが、とてもチャーミングな大人の女史です。
それはと言うと、最近M村店長と私が交代で運輸支局に持込み検査に出向く事が多く、
ご来店頂く方の対応が手薄になっているからです。
オッサン連中の接客よりCI嬢の接客を受けた方が気持ちがイイに違いなでしょうからね。
















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by motorradkyoto | 2018-08-31 18:03 | 番外編 | Comments(0)
2018年 08月 12日

夏期休業のお知らせ

こんにちは。スタッフのMr.Mです。
誠に勝手ながら明日8月13日より8月16日迄夏期休業とさせて頂きます。
8月17日からは通常営業致します。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。





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夏期休業に入るまでに、現在始まっているBMWモトラッドのキャンペーンを
再度ご紹介したいと思います。
新車が対象となりますが、0.95%(60回迄)ローンです。
G310シリーズとHP4RACEは対象外です。
「クレジットを利用しない場合はどうなるねん」のご意見にお応えする為に、
ボクサーシリーズ限定で・・・、更に8月限定で・・・、イイ事がございます。
大きな声では言えないので、ご商談の折にお話させて頂きます。





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R1200RTのオプション719、ブループラネットも入荷致しました。
モトラッド京都店の半期決算期と合致して、お買い上げの方には・・・。





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こちらのフル装備大型トップケースをプレゼントさせて頂きます。
8月限定の大判振る舞いです。お急ぎ下さい。





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さらに時間のないキャンペーンがこちらです。認定中古車
全モデルに適用されます。8月末まで1.95%の低金利ローンが
ご利用頂けます。





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最近入荷したR1200GS-Aです。





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「BMW Motorrad Days」も参加申込み受付中です。









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by motorradkyoto | 2018-08-12 20:09 | お知らせ | Comments(0)
2018年 07月 31日

珍しい訪問者 クルマ編9 BMW M535iA

こんにちは。スタッフのMr.Mです。
地震や大雨の後は厳しい猛暑の連続で、京都市内も37℃オーバーの
猛暑日が連日続いています。
ここ一週間近くはにわか雨も全く降らない状況で、
あまりの暑さに夏の代名詞と言えるセミの鳴き声もなく、
蚊さえも飛んでいません。
私も最近は運輸支局に足を運ぶ事が多くなり、結構動き回っていますが連日汗びっしょりです。
動かぬ初老ではなく、動く初老を目指し業務に取り組んでおります。
皆さんも猛暑の中、お身体最優先でこの夏を乗り切って下さい。




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さて今日は約1年半振りとなる「珍しい訪問者クルマ編」をお届け
したいと思います。要はこの1年半の間に、私の目にかなうBMWの
四輪でのご来店がなかった事になります。そんな猛暑の中、
BMW-Jの四輪部門に所属され私と個人的に車関連で親交のある
HーIさんが、なかなか渋い車で来店されました。どんな車かと申しますと、
'81年~’88年まで販売された二代目5シリーズ(E28)で、M5を除く
シリーズトップモデルのM535です。8月から封切られるトム・クルーズ主演の
「ミッションインポッシブル/フォールアウト」にもこのシリーズの緑色の車が
登場するので要ご注目下さい。





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私はE28が、BMWの四輪の中では最も好きな車で、M535は過去に
2台、足掛け20年に亘り乗り続けていただけに非常に親近感が湧きます。
ボディーサイズは5ナンバー枠に収まる大きさですが、このM535は
オプションのMテクニックエアロパーツ付きで僅かなオーバーフェンダーの
影響もあり幅が1710mmになります。サイズは4620mmX1710mmX1395mmで、
箱型のボディーは見切りが良く大変扱い易い大きさとなっています。
排気量の小さい518や520は5ナンバーになります。





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 '60年代~’70年代にかけてBMWの定番マスクであった逆スラントの
シャークフェイス最後のモデルで、クラシカルな雰囲気を存分に味わえます。





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ヘッドライトはヨーロッパ仕様の通称「デカ目」(外側のライトが大きい)で、
日本仕様は保安基準の関係で内側のライトと同形の小型となります。
Mのエンブレムは前後標準装備で、Mスポーツモデルと言った方が
判り易いかも知れません。





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マフラーはやや右寄りのセンター出しで、当時のBMWの上級モデルの
一つのステイタスなパートでもあったように思います。





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ホイルは一見BBSに見えますが、こちらは三代目5シリーズ(E34)に
純正採用されたFPS製の15インチに換装されています。
標準はミシュランが当時世界標準規格を目論んだTRXで、サイズは
220/60/VR390でTRX専用ホイルにしてM535専用ホイルと
なります。現代に於いてミシュランTRXの存在を知る人は、車道楽を
相当楽しんで来られた方だけになってしまいました。
サスペンションは同型のM5同様ビルシュタインのガスプレッシャー式で、
ロッキングファクター40%のかなり強力なLSDも標準です。ワイディングも
かなり楽しめます。





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ハンドルはこの時代のスポーティーモデルに装着された皮巻き3本スポークで、
ミッションはZF製の4ATとなります。





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エンジンはビッグシックスと呼ばれるM30の3,500ccで、なんの変哲もない
OHCエンジンですが本当にレッドゾーンまで綺麗に回ります。
このM30系の6気筒エンジンを総称して「シルキーシックス」と呼ばれるようになりました。
燃料供給はボッシュのLジェトロニックDMEで、日本仕様で185psと29.5kgmを得ています。





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H-IさんのM535は外装は相応に綺麗ですが内装が特に綺麗で、
Mテクのスポーツシートもヘタリは感じられません。インパネも同様で
ダッシュボードもヒビワレの前兆さえもない気持ち良さです。
この車は’86年式との事ですので32年前の車と言う事になります。





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リヤシートも使用感がなく、Mバッジの日焼けも有りませんでした。





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4灯式ヘッドライトは在りし日のBMWそのもので、落ち着きと風格を感じます。
M535、機会があればもう一度所有したいBMWの中のBMWです。

H-Iさんはもう一台ポラリスシルバーのM535もお持ちで、さらにE30のM3も
所有される正にイイ意味での変人です。バイクや車に限らず、趣味を
追求するには金銭的な事は勿論、周りの方の(特にご家族の)理解が
必要不可欠です。最近は変人がめっぽう少なくなり悲しい限りですが、
H-Iさんの変人指数には最敬礼です。私も変人を目指していた頃は
この辺りの年代の車が4台有り、保管場所と税金、保険にもがき苦しみました。
後ろ指を指されつつ・・・、バカと呼ばれても・・・、変人万歳???。





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H-Iさんは抜かりなく、車の営業活動もされて帰られました。
前述の「ミッションインポッシブル/フォールアウト」とコラボして、
5シリーズの特別限定モデルも発売されているようです。
523iのセダンが¥7,950,000(税込み)で、ツーリングが¥8,280,000(税込み)
です。H-Iさんに相談すればかなり有利な条件で購入出来るかも・・・です。
ウ~ン。でもなかなか高額ですね。





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二輪とのコラボはございませんが、今回トム・クルーズが駆るのが
RnineTスクランブラーです。年末にかけて大ヒットの予感がします。
こちら入荷したばかりのクロススポーク仕様で、¥1,887,000(税込み)と
なります。これに乗れば貴方も直ぐに「トム・クルーズ」になった気分に浸れます。






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by motorradkyoto | 2018-07-31 18:30 | マニアのお部屋 | Comments(0)
2018年 05月 05日

試乗インプレッション No16/R100GS-PD(番外編)

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こんにちは、スタッフのMr.Mです。今日は昨今のGS人気のルーツを探るべく、ある一部の方からのリクエストにお応えする為に、私が新車から25年間愛用しているR100GS-PDの試乗インプレッションをお届けしたいと思います。本来ならばGSの礎であるR80G/Sを一番に候補に挙げないといけませんが、残念ながらユーザーさんに所有されている方がおられません。





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次に候補に挙がったのが当店サービスマイスターのH本君が隠し持っているR80G/S-PDですが、検査切れでしばらく動かしていないとの事。(たまにH本君が通勤に使っている時にこの企画を考えるべきだった・・・)ウ~残念。もう少し早ければ「歴代GSアドベンチャー特集」めいた記事も書けていたかも・・・です。





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1980年に発売されたR80G/SはBMWモトラッドの異端児的存在で、
当初はセールス面でそれ程期待されていた訳ではなかったハズです。
GSの躍進のきっかけは皆さんご存知のパリ・ダカールラリーへの
参戦であり、このラリーの黎明期に4勝(1981年・1983年~1985年)を
挙げた事を期に一気にクローズアップされました。ユベール・オリオールや
ガストン・ライエの活躍はビッグオフローダーイコールBMWのGSと言う
ポジションを確立しました。

特にヨーロッパでのGSの人気は上昇機運でしたが、日本国内に於いては
シート高の問題もあり、まだまだR100RSやK100RSのツアラー系の
足元にも及びませんでした。当時在籍されていたBMW-JのT本氏が
「俺がヨーロッパ並みにGSを普及させる火付け役になってみせる」と、
目をギラギラさせておられたのが印象的でした。





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さてそれでは本題に入りたいと思います。’88年の春に、OHVの
最大排気量であった1000ccのR100GS発売され、1年後の’89年に
外装に手が加えられたR100GS-PDが発売されました。価格は145万で、
現行モデルのR1200GS-Aと比較すると100万円以上も安かった訳ですね。
しかし中古車市場では品不足もあり、当時の新車価格を上回る異常な
価格で販売されている車両も見かけます。





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エンジンは何の変哲もない2VのOHVですが、シリーズ中最も軽いフライホイールと
40φのキャブレターの恩恵で、WサスやモノサスのOHV系と比較すると確実に
レスポンスが良くなっています。キックスターターも標準装備ですが先ず
使う事はなく、ストロークが短か過ぎるので私もキックでエンジンを始動した事がありません。
パワーは僅か60ps/6,500rpmで、現行モデル(R1200GSLC)の半分以下です。





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パラレバースイングアームはこのシリーズから採用され現行モデルにも
受け継がれています。私が思うにOHVのGSのしなやかな心地良さは、
このスイングアームが全ての鍵を握っていると思っています。
リヤのブレーキはドラム式で、「何となくブレーキングしているのかな」
位に思っておいた方が賢明です。





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フロントは21インチで、BMWがパテントを有していたクロススポーク
ホイール(前後共)が装着されています。こちらもこのGSシリーズからの
採用で、スポークホイールでありながらチューブレスタイヤの装着を
可能にした画期的なアイデアでしたね。ブレーキはシングルディスクの
2Pで、今では考えられない程の頼りなさです。ブレーキング時の
フロントフォークの沈み込みも相当強烈です。

最近のGSシリーズの新車には、ミシュランのアナーキ3が標準で
装着されている事が殆どで私もアナーキ3を試していますが、
オンロードGSライダーの方にはメッツラー/ツアランスNEXTの方が
良いと思います。





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ハンドル廻りはご覧の通りシンプル其の物で、飾りっ気は一切ありません。
何気ないウインドスクリーンもかなりの威力を発揮してくれます。
赤のハンドルバーパッドはノンオリジナルです。





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R100GS・R100GS-PDのメーターは前期型・後期型があり、この車両は
後期型になります。前期型のPDはパネルにスピード・回転計・時計の3つが
マウントされていました。スクリーンも左右非対称タイプとなっていましたね。





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燃料タンクは樹脂製で、容量は34L入ります。私のPDは’92年モデルの
93年登録車です。と言うのも「PARIS DAKAR」タンクロゴが意匠登録の
関係で使用出来なくなり、急遽苦肉の策のデカールが貼られ人気がなく
1年程売れずに残っていた車両なんですよ。’93年には最終モデルカラーの
人気が高かった事もあり、’92年のPDロゴは今では大変希少?なモデルと
なっています。





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タンク中央部には5Lの小物入れも有り、これがなかなか便利です。





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車両の解説はこのあたりで切り上げ、早速一般道からスタートしてみましょう。
最近の新型車に慣れた身体には笑える位のホノボノさですが、OHV系の中では
最も俊敏な動きをしてくれます。燃料がフルに入っていても車体の軽快さは
大きく損なわれません。3,000rpm以上回していれば一般道でも不満を感じる事は
先ずないと思います。





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ワインディングは現行モデル同様にかなりの軽やかさで、思わず「ニヤリ」と
顔がほころびます。私はこのGSで、本当の意味でのワインディングの楽しさと
奥深さに開眼したと思っています。





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一般道の少々荒れた道路でもかなりのリラックスモードで走行出来ます。
着座位置が比較的高く、前方の情報量の多さがもたらす安心感が違います。
四輪に於いても、RV系やSUV系の運転席が高い車は凄く運転が容易で
あるのと同様です。さらにハンドルバーまでの距離が近く、腕の自由度が
効きます。R1100系以降のGSはシート形状の問題もあり、この絶妙な距離間が
私の体型では遠くなってしまいました。





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フラットダートであれば、どの時代のGSであってもロードモデルの比では
ありません。OHV系GSはフロント21インチの恩恵も感じます。





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一般道とワインディングの後は高速走行です。このバイクは高速道路をガンガン
走るタイプではありませんが、●40km/hで5,500rpm、●60km/hで6,200rpmを示し、
●80km/h(7,000rpmのレッドゾーン)で全開となります。長い間乗っている中で
●80km/h以上出た事はなく、スピードを求める事はナンセンスです。





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R100GS-PD、それは極普通でありなが相応の存在感を有し、さらに実用的で
凄く便利な一面を持ち合わせているバイクです。特出した100点満点はないものの、
全ての項目で70点はキープしているのではないでしょうか。私も25年間連れ添って
来た訳ですから良妻バイクに違いありません。一般道をメインとした長距離
ツーリングにはこの穏やかなエンジンフィーリングは捨てがたいですね。
そしてワインディングの軽快さが歴代のGS同様に大きな魅力です。

最後にGS-PDのワインディング秘話をご紹介したいと思います。
私は正直BMWのOHV系はR100GS-PDよりもR100RSの方が断然好きで、RSは
外せないバイクとして乗り続けていますが、GSが発売された当時は全くGSには
興味がありませんでした。ところがある時当店に事務局を置くツーリングクラブKMCの
影響力のあるクラブ員さんがGS-PDを購入されたのをきっかけに、6人のクラブ員さんが
矢次早に購入され、RS対GS軍団でよくツーリングにも出掛けました。当時のクラブ員さんの多くは
40歳前半で私も30歳前半と、皆さんまだまだ意気盛んな年代でした。高速道路は
何とかRSに軍配が上がりましたが、ワインディングではGS軍団に全く歯が立ちませんでした。
第一戦・・岡山県の鷲羽山スカイライン・・スタート直後から大きく離され完敗(なんでやねん)
第二戦・・和歌山県の高野龍神スカイライン・・スタート直後から大きく離され完敗(そんなハズはないやろ)
第三戦・・静岡県の伊豆スカイライン・・スタート直後から大きく離され完敗(俺の腕が悪いのか)
第四戦・・岐阜県のせせらぎ街道・・スタート直後から大きく離され完敗(俺は足手纏いなのか)
第五戦・・長野県/群馬県の志賀草津道路・・スタート直後から大きく離され完敗(戦意喪失)
第六戦・・長野県のR299メルヘン街道・・スタート直後から大きく離され完敗(自身喪失)

'91年~’93年頃の事ですが、もうGSと一緒に走る事が嫌になる位コテンパンに打ち負かされました。
散々GSのワインディングの速さを見せ付けられて来たにも係わらず、それでもGSに興味が湧きませんでした。
ところがある事がきっかけでGS-PDを購入する事になったのです。それまでGSに試乗しなかった訳ではなかったのですが、
試乗した折の着眼点と自身の思い込みの温度差がかなりあったに違いありません。

試乗車と自身のバイクとでは少なからず感覚も扱い方も違います。購入して直ぐに
阪奈道路・周山街道・宇治川ライン・嵐山高雄パークウェイ等のワインディングを
走りに行きました。答えは直ぐに出ました。「これは速い・・・。そうだったんだ。」と。
以後GS軍団とのツーリングに於いては全く遅れる事はなくなりましたが、クラブ員さんの
興味はR1100系に移り、私もお客様ツーリングに駆り出すバイクは常にGSを
選ぶようになりました。R1100GS・R1150GS・R1200GS・R1200GSTU・R1200GSLCと進化し、
全てのGSにはGSスピリットが注がれている事は当然、今後もこのセグメントにおける人気は
揺るがないと確信しています。自身のこのGS-PDもここまで来たらもう運命共同体で、
可能な限り乗り続けて行きたいと思っている反面、良い嫁ぎ先があればそろそろ嫁に出さないと
いけないかなあとも思っています。



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by motorradkyoto | 2018-05-05 18:02 | 試乗インプレッション | Comments(0)
2018年 04月 24日

お客様の愛車紹介 Vol 30

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こんにちは、スタッフのMr.Mです。ブログの更新記事を随分サボっていた訳ではないのですが、個人的業務の案件がやたらと多く、さらにPCの不調も重なり約2ケ月振りの掲載となります。さくらの季節も過ぎ去り今年の冬場がかなり寒かった分、強烈な猛暑が予想されますね。皆様、心と身体の準備を怠りなく・・・・。こちら弊社GW期間中のカレンダーです。例年の通り、GWは休みなしで営業致します。

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GWに標準を合わせRシリーズ下取りサポートキャンペーンもスタートしています。これは大変魅力的ですが、重い腰を上げて決断される頃には欲しい車両が完売しているケースが殆どです。腰は軽やかにが基本です。キャンペーンを見込んだ車両仕入れも準備万端です。





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さて今日の本題は約1年振りのお客様の愛車紹介です。
このコーナーでサイドカーを取り上げるのは2回目ですが、サイドカー
オーナー様もここ10年位の間に激減し、大型バイクにお乗りに
なられる方の平均年齢よりさらに上を行く65歳位になっていると
思われます。オーナーの近藤さんも古希を迎えられましたが、
まだまだお元気にサイドカーを操られます。近藤さんとは30年以上も
お付き合いさせて頂いておりますが、以前は3台のサイドカーを
所有されており、私にとってもサイドカー乗りの大先輩でもある訳です。





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K100RSの2Vにドッキングされるこのサイドカーは、当社がEML
サイドカーの販売を開始した(1984年頃)初期の車両で、当時としては
スポーツタイプに属するEML-Sと言うモデルです。





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EML社はオランダのサイドカー製造メーカーでパーツ管理を
システム的に行い、足廻り・車体廻りに大幅な改良を施す事で、
それまでのサイドカーの概念を大きく変えた偉大なメーカーだったと
私は思っています。レーシングサイドカーの要素を取り入れた
操縦安定性は当時としては一級品で、後発のサイドカーメーカーにも
大きな影響を与えました。





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タイヤは四輪用扁平タイヤを装着しますが、現在のレベルでは
かなり細めです。本車側のフロントは135SR15ですが、ハンドリングの
向上を目指した剛性十分なEML社製のアールズフォークが奢られています。





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本車側リヤが145SR15です。こちらもノーマルのモノレバースイングアームから
Wスイングアームに変更され、サスペンションも2本となります。
EML社製のフレームにも手が入りさらに車高も下げられ、誰が見ても
一目で只者ではない事が判ります。





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側車側は135SR15で、本車側フロントと同じサイズとなっています。
サスペンションは懐かしのコニーが装着されていますが、次期モデルの
MIDIシリーズよりEML自社製に変更されました。





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メーター廻りはノーマルのK100RS2Vの流用ですが、速度と距離は
15インチ換算に改良が施されています。色気のないメーターですが、
本当に見易いシンプルさに好感が持てます。





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サイドカーは全てボルトオンですが、それはメンテナンス性を考慮しての
設計です。EMLーSはヨーロッパの道路事情に則した右サイドカーのみの
設定でした。





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正面からの眺めはかなりサイドカーが細く見えます。実際に乗って
みると大人の男性にはかなりタイトで、小柄な女性や子供向けの
様相を感じます。実際、近藤さんは横に人を乗せる事はないとの事で、
あまり意識はされておられません。





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後からの眺めはご覧の通りです。サイドカー側のタイヤハウスが
どうやら居住性に悪影響を及ぼしているようですね。





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左側面はこのような雰囲気です。かなり長く延びやかに見えますが、
車検証の記載上はアールズフォークの影響もありますが、ノーマルより6cm長に
収まっています。エンジンは耐久性と信頼性に群を抜く縦置き4気筒です。





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今回近藤さんのEML-Sを検査でお預りしておりましたが、お引渡しはとある日曜日の早朝にご来店頂きました。それは「久し振りに一緒に走ろうや・・・。」と言うお誘いを受け、業務が始まるまでの約1時間半を同行させて頂きました。日曜日の早朝は道路も快適で、ワインディングと高速も織り交ぜて約50kmを一緒に走って来ました。後方に控えて眺める近藤さんのライディングは年季を感じるライン取りで、正に近藤ライドでした。私もEMLサイドカーは一生モノとの謳い文句で販売していましたが、まだまだ大丈夫です。近藤さんにはあと10年は現役で頑張って欲しいものです。いやぁ~、幾つになってもサイドカーは操る醍醐味がイイですね。




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by motorradkyoto | 2018-04-24 15:28 | お客様の愛車紹介 | Comments(0)
2018年 04月 05日

ぐるっと巡る淡路一周ツーリング リベンジ!!レポート その1

皆さんこんにちは。四月に入りめっぽう暖かくなってまいりました。
心地よい春の陽気で眠たくなります。『ええなぁ~春って・・・』
ふと我に返ると、口を開けポケ~っと空を見ている自分に気付きました。
『マズイ!!アホに成りかけてる・・・』
そんな自分に渇を入れる為、今回も皆さんと一緒に旅をしてまいりました。
目的地は『淡路島』です。
内容が濃厚すぎるので、今回は2回に分けてお届けします。


今回は3月21日に雨で中止となったツーリングの振り替えです。
旅の目的は、淡路島である意味本物のたこ焼きを食べ、
体をぐらぐらと揺らされ、『たまねぎつけ麺』なのか?『麺つけたまねぎ』
なのか?どっちが主役かわからん物を食らい、船でグルグルしてから
殿様気分で絶景鑑賞すると言った盛り沢山の内容です。
ん!?意味分からんですか?それではツーリングレポートをご覧ください。





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今回のスタート地点はモトラッド京都。
朝6時45分集合の7時出発ですが、6時半には殆ど来られていました。
意気込みを感じます。
N脇『淡路島に行きたいかー!!』 皆さん『イエーイ!!』
アメリカ横断ウルトラクイズみたいな掛け声してみたかったな~。
(えっ!?古い?)





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この日は降水確率0%快晴だと思ったのですが、雲が多くて気温が
上らずけっこう寒い・・・・。
そんな中たどり着いた道の駅『東浦ターミナルパーク』。
ここで、一つ目の目的『ある意味本物のたこ焼き』を頂きます。
写真のコレです・・・。タコの焼○体・・・・





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淡路島の海で獲れたタコを一匹丸ごとプレスでぺっちゃんこ。
プレスの時『プッキュィィィ~~』と断末魔のような音がします・・・(汗)
一匹を二人でシェアしてても結構なボリュウムです。

タコの姿焼きです。それにしても美味しい!!お酒のお供に最適です。
今回は飲めませんが、5月の羽合温泉一泊ツーリングでなら飲めます。
ぜひ一緒に行きましょう!!





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さてここで、S1000RRオーナーM本さんとお別れです。
今年度から山口県でのお仕事となられ、最後に少し参加して
いただきました。今日はこのまま山口へ向かわれます。
M本さんは果敢にも当店名物鉄人ラリーにも参加&コンプリート
されたツワモノです。旅立つM本さんを皆でお見送り。
M本さん。新天地でも頑張って!!またいつか一緒に走りましょう!!





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道の駅を後にして、一行は北淡震災記念公園に到着しました。
ここは阪神淡路大震災で出来た『野島断層』を
140mにわたり保存している施設です。

ここが2つ目の目的『体をぐらぐらと揺らされ』る場所です。





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道の側溝がずれていますが、もともと平らに繋がっていました。
写真右側部分が持ち上がり、手前にスライドしたのです。
自然の猛威に対して我々人の力は微々たるものです。





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一部断層が堀ってあり、地層の違いを目の当たりに出来ます。
この質の違う二つの地層がずれたのですね。





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敷地内のメモリアルハウスに、当時の状況が再現してありました。

皆さんその当時を思い出し、いろいろと語っておられました。





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最後に震災を体験できる装置に乗り込みます。
東日本大震災と阪神淡路大震災の違いを体感する事が出来ます。
揺れる事が分かっていても驚いてしまう強烈さです。

いつも破天荒なツーリングを企画する我々ですが、いろいろと体験し
大切なことを考えるのも、ツーリングの醍醐味ではないかと思います。
いま健康でバイクに乗れる事に感謝です。





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たま~には真面目な事を言いつつ、次は少し早くお昼ごはんです。
淡路市にある『いづも庵』さんへ向かいます
ここの名物は『たまねぎつけ麺』です。
たまねぎ一個丸まる揚げてあります。
『たまねぎつけ麺』なのか?『麺つけたまねぎ』なのか???
主役はどっち?ってのがこれです。
料理が運ばれてきて、凝視するのはたまねぎではないでしょうか?





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つけ麺なのにナイフとフォークが付いてきます。
先ずはこれでたまねぎを切るところから始まります。

皆さん必死。暫く言葉無く静かです。





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特製のお出汁が、香ばしく甘みのあるたまねぎとからまり、
ちぢれ麺とも相まってとても美味しい!!
どんどん口に運ばれ早々に完食。ご馳走様です。
こうして皆さんの胃袋にたまねぎ一個が入っていきました。
一回の食事でたまねぎ一個はなかなか食べないですよね・・・。


お腹も満たされたところで、いよいよ船でグルグルしに行きます。

後編に続く・・・・


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by motorradkyoto | 2018-04-05 20:59 | ユーザーツーリング | Comments(0)
2018年 03月 19日

2018大阪モーターサイクルショー初日行ってきました

皆さんどうもご無沙汰しております。モトラッド京都のM村でございます。
今回は、高齢の?恒例の大阪モーターサイクルショーにいつもの如く初日に行ってまいりました。
この日は、とにかく「前日までの暖かさはどこに行ったのか?」
と思うほど寒い一日でした。
冷たい雨と強い横殴りの風の中のまさに波乱の幕開けとなりました。
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ニュートラムの中ふ頭駅で降りると会場うに進む道中いつもの低位置にこの看板がありました。
どうですこの鉛色の空にまばらな人影!入る気合も入らないです。
しかしながら僕は、プロなので口角上げ上げの気合充分でした。





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正面玄関の様子です・・・。
オープン前ですが、いつもならもう少し人が出てるはずなのですが嫌な予感。





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いつものチケット売り場です。準備万端で臨戦態勢もOKのようです。





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ブース入り口にもいつもと同じパターンで看板が設営されていました。
今回は、ゆったりと1号館・2号館・3号館を使ったイベントとなりました。





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われわれBMW Motorradブースは、2号館入り口から入ってすぐ左に進むと一目で分かる展示場が、現れてきます。
手前味噌になりますが、今回の展示ブースの中で1位2位を争えるくらいのクオリティーの高さだったと思います。
BMWの車両を扱う人間としてはとても優越感に浸れました。





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今回のBMWブースは、過去最大規模の展示になったそうです。
今年も気合の入れ方がビンビン!伝わってきます。
このセットは、RnineTシリーズをテーマにしたようです。
ノスタルジックな感じが、とてもお洒落で新鮮に感じました・・・。





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それと今回は、脈略がよく分かりませんが、靴磨きのプロを呼んでお客様の靴を磨いてもらう
サービスをしていました。それにしても今時こんな仕事があるんですね・・・。
僕の頭の中では、「おいちゃん!靴磨かしておくれよ!」なイメージしかありません・・・。
思わずジェネレーション・ギャップを感じてしまいました。





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RnineTのセットの奥は、現行車両に今年デビューの車両が、とても見やすく勢ぞろいしていました。
カテゴリー別に展開する事で車両の特徴がとてもわかり易くなっていました。





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この車両は、もう説明するまでも無く雑誌や映像等でガンガン紹介されている噂の「F850GS」です。
写真もカッコよかったですが、現物は、さらにカッコよかったです。発売は、まだ未定なのですが、
デビューが待ちどおしいですね・・・。





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因みに昨年の展示していた場所には、ホンダさんが展開されてました。
この時もアフリカツインが、大人気・・・。
あと、カブの125㏄やモンキーの125㏄も注目を集めていましたね・・・。





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・・・など沢山のメーカーさんが、最新のマシーンを展示していました。どのブースも魅力的で
仕事ほったらかしでしばし見入っていました。





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ぐるっと館内をくまなく周りBMWブースに到着です。BMWのキャンペーンガールは、撮影禁止なのですが、
僕の職権乱用で気にせず撮らせて頂きました・・・。それにしても、改めてみてやはり「ここのブースが、
一番かも・・・。」と強く感じちゃいました。





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職権乱用のもう一枚どうです?口角上げ上げでとてもチャーミングでしょ。
彼女達が、頑張ってくれたお蔭で今回のモーターサイクルショーも無事成功に終わったと聞いています。
皆さん本当にお疲れ様でした。





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そしてこの様に取材風景を一枚撮らせて頂きました。何の撮影をしていたのか全く把握できませんでしたが、
結構長い時間撮影していたような気がします・・・。僕の行った初日は、前述したように
雨風で終日開場が込み合うことがありませんでしたが、
二日目以降は、そのリベンジというか恐ろしい数のお客様が来場したそうです。
この調子で来年再来年とモーターサイクルショーが、大いににぎわえばいいのになと思いました。



















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by motorradkyoto | 2018-03-19 12:10 | 番外編 | Comments(0)
2018年 01月 29日

どうなる自動車業界

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こんにちは、スタッフのMr.Mです。1月も終盤を迎え、スッカリ正月気分も抜けきり業務に追われる今日此の頃ですが、京都の雪も例年以上で朝夕の冷え込みは強烈ですね。自然の猛威はそれは恐ろしいもので、関東方面の大雪であったり、本白根山が噴火したりと何が起るか誰にも判りません。店舗前も先日3日連続の雪模様で、白銀の世界となりました。店舗にお越しの際は足元に十分ご注意下さいね。さて今回もオートバイの話題ではありませんが、ある意味オートバイ業界とも共通項の多い自動車業界のお話を少しばかりさせて頂きます。





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昨今、車に非常にご興味のおあり方は勿論、単なる生活必需品的道具と
してお使いになっておられる皆様に於いても、自動車業界の新たな潮流を
ヒシヒシと感じておられる方は多いのではないでしょうか。
今日の内燃機関の礎は、共に技術者であったカール・ベンツと
ゴットリープ・ダイムラーが1986年の同じ時期にガソリンを動力とする
車両を発明した事から始まり、すでに130年以上が経過致しました。
ベンツは三輪車、ダイムラーは四輪車を完成させました。





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1926年に両者は合併しましたが、世界最古の自動車メーカー
(会社名:ダイムラー/ブランド名:メルセデス・ベンツ)として今日に
受け継がれています。





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1970年代までは各メーカーが独自の設計や開発を行なって
いましたが、各社将来への生き残りを賭けて資本提携や技術提携が
頻繁に繰り返されるようになって来たのがこの頃からです。
イギリスの自動車メーカーはこの時代に外国資本から自国資本を
守る為、「ブリティッシュ・レイランド」と言う一大グループを形成し、
国有企業化した時期もありました。ジャガー・ディムラー・ミニ・
ローバー・ランドローバー等、13のメーカーが大同団結していました。





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各メーカーの意地とプライドが交錯する中、’70年台・’80年代(’90年代前半迄)は
オイルショックや環境問題もクローズアップされつつ、さらに技術革新も判り易く
楽しそうな車が本当に沢山あったように思います。





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時は流れ’90年代の後半に「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーで、
初代プリウスがデビューしてから自動車業界の風向きが大きく変わって来ました。
ガソリンエンジンとSPMモーターを併用するシステムの燃費は驚異的で、
二代目プリウスに至っては売れに売れた車で、街中をバイクや車で走っていても
お目にかからない日はないとまで言われました。ガソリンエンジン+電気モーターの
駆動方式はTHS(トヨタ・ハイブリット・システム)と呼ばれ、自動車史に残る
トヨタの金字塔だと私は思います。





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さらに時代が進み自動車に対する社会の要求は環境に配慮する事が
大命題となり、HVの技術が進化しPHV(プラグイン・ハイブリット・ビークル)
が生まれました。ここ最近のPHV車はと言うと、トヨタのプリウスは勿論、
三菱のアウトランダー、フォルクスワーゲン・ゴルフ、
BMW・i3等が頭に浮かびます。スバルも今年、新型インプレッサに
PHVを搭載する模様です。





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一方未来を占う電気自動車/EV(エレクトリック・ビークル)はと言うと
オイルショック後の’70年代よりEV車らしき車は存在していましたが
実用車には程遠く、世界初の本格的量販車としては日産のリーフが
筆頭に挙がります。しかし満充電での航続距離の問題と、充電施設等の
インフラの問題がクローズアップされ、販売面でも苦戦が続いた
ようでしたね。





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おっとどっこいところがです。欧州の各メーカーは過剰なまでに
ディーゼルエンジンを普及させ、昔程ではないにしろ大気汚染を深刻化させる
事となり、その打開策として通称メガサプライヤーとタッグを組んで
一気にEV化に突き進んでいるのが現状です。欧州車の今後の運命を
握るのはボッシュ・コンチネンタル・ZF等のメガサプライヤーだと言われています。





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電気自動車の新興勢力と言えば、アメリカのテスラが筆頭に上がります。
2003年設立の新しい会社ですが、電気自動車とソーラパネルの
開発・製造・販売を手掛けています。圧倒的パフォーマンスに加え、
満充電で500km以上の航続距離が稼げる点に注目が集まり、
当店のお客様も3人の方がお乗りになっておられます。


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P100Dにはお二人お乗りになられていますが、その価格は何と
¥19,190,000となっております。タメ息です・・・・・。





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ではここで世界の主要自動車メーカーがどのように関わり合って
いるのかを、日本の三大メーカーを基本として調べてみました。
当たらずとも遠からずで、各メーカーの利害関係と生き残りを賭けた
熾烈な戦いが始まっています。

トヨタはマツダとの資本提携を行い、EV共同開発と同時にアメリカに
共同生産工場をつくるようです。スズキとは業務提携を行い、
ダイハツは完全子会社化となりました。スバルとも資本業務提携が
交され、独立独歩のイメージが強いBMWもトヨタからHVの技術供与
がなされています。





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日産は持ち株比率の割合で行くとルノーに子会社化されているとも言えますが、
むしろ企業連合(アライアンス)と言った方が判り易いと思います。更に数年前に
ダイムラーとも資本業務提携を行い、一昨年には三菱自動車も傘下に収める事に
なりました。この4つの企業連合は2022年には完全自動運転車を実用化する他、
販売台数に占める電気自動車の割合を30%に引き上げると公言しています。





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ホンダはアメリカのゼネラルモータースと、先進の水素燃料電池システムの
開発・生産を行なう事で技術提携を行いました。すでにアメリカに合併会社が
設立されており、独自路線を歩んでいるホンダのポジションにも大きな変化がありそうです。
アコードPHVの予想外の撤退がこの路線を歩ましているのかも知れません。
GMは一方でEVに完全移行する計画も発表しているので、この燃料電池システムの
合併会社の今後に注目したいと思います。





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先日の新聞に、GMが開発を目指すこんな車の記事が掲載されていました。
2019年に実用化を目論む、ハンドルやペダルのない自動運転車です。
これはもう運転免許が必要ないと言う事ですね。





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未来を見据えて前進あるのみの自動車メーカー各社ですが、昨年8月頃の新聞に、
日産・ホンダ・マツダが生産を終えたが未だにファンの多い車の再生支援に力を入れていると言う記事が
掲載されていました。日産は三代目スカイラインGTR(’89年~’95年)、ホンダは軽自動車オープンの
ビート(’91年~’96年)、マツダは初代小型オープンのロードスター(’89年~’98年)の純正部品の
供給を再開しているようですし、輸入車のインポーターでもレストアー部門を設けて、且つての名車が
今も元気に走り回る事で全く逆の面からブランド力の向上につなげて行こうとしています。
私の個人的な意見ではそれは大変素晴らしい事だと思いますし、もっと守備範囲が広がる事に期待したいと
思います。





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今後の自動車像を考えるとその話は尽きないものになりますが
今思う事は、どのメーカーのどのようなシステムが主導権を握り、
どのメーカーが追従して行くかです。これは国と地域によっても大きく変わるはずです。
例えば大気汚染が深刻な中国ではクリーンな自動車の存在価値は相当に高く、
今やHVやEVの世界最大のマーケットで昨年の販売台数は約35万台と、ヨーロッパの22万台、
アメリカの16万台をはるかにしのいでいたようです。
自動車の動力に関する話に終始しましたが、人工知能の劇的な進化により自動制御車や自動運転車の開発、
スマートフォンの普及に伴いIOT(インターネットに繋ぐモノ)の凄まじい拡大等々、もうやり過ぎ感が拭えないのも
事実です。その事はどのメーカーも判っているハズなのですが、「わかっちゃいるけどやめられない」の世界なんですね。
判る方には判るこのイラスト・・・・。





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自動車メーカーはどの国に於いても基幹産業であり、自動車を完成させる為のとてつもない数の
業種が係わり合っている訳で、今までのシステムが大きく変わる事は死活問題に発展する企業が
どんどん出てくる事は誰の目にも明らかです。そして新たな自動車メーカーが出現して来る可能性も
大いにあり、益々目が離せなくなりました。

如何でしたでしょうか。思いつきでダラダラと書いてしまいましたが、支離滅裂で大変申し訳ありませんでした。
内容に間違いも多々あるかもしれませんが、この記事を読まれた方はどうぞご自身のカーライフとリンクさせて見て下さい。
新たな展望がきっと見えて来ますよ。





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追伸:
未来の自動車像をそれらしく偉そうにお話した私ですが、最近このような車が
私の元にやって来ました。生産台数約1,100台と言われている希少モデル・・・・。
しばらくバイクや車のドロ沼生活から抜け出していましたが、またもや爆弾が投下されました。
何時までたっても未来へ行けないこのわたくし・・・・。 誰か助けてくれ~。
















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by motorradkyoto | 2018-01-29 14:43 | マニアのお部屋 | Comments(0)
2018年 01月 07日

2018年初詣/新熊野神社

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新年明けましておめでとうございます。スタッフのMr.Mです。本年もモトラッド京都スタッフ共々、どうぞ宜しくお願い申し上げます。さて、今年最初の私の記事は昨年、一昨年に引き続き初詣のレポートからスタートです。京都にはメジャー級の神社が数多く点在しており、私も昨年ご紹介した「伏見稲荷大社」や一昨年ご紹介した「石清水八幡宮」は勿論、「平安神宮」・「北野天満宮」・「上賀茂神社」・「下賀茂神社」等にも出向きますし、神戸の某ツーリングクラブさんと交流のあった頃は、神戸の「生田神社」や「湊川神社」で新年の交通安全のご祈祷を受けた事もありました。今回は全国に知れ渡るような神社ではありませんが、私がここ数年来元旦の朝一番最初に足を運び凄く癒される「新熊野神社」をご紹介したいと思います。





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「新熊野神社」(いまくまのじんじゃ)は京都市東山区今熊野に在り、
新熊野・今熊野、共に「いまくまの」と読みます。この神社は熊野信仰の盛んな
平安時代末期の永暦元年(1160年)に、後白河法皇によって建立されました。
車の駐車場は神社の南側から入る事が出来、満車状態を見た記憶がありません。





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神社内にそびえる「影向の大樟」(ようごうのおおくすのき)は
神社創建の折に紀州熊野より運ばれた「上皇手植えの樟」と伝えられており、
樹齢は900年と推定されています。





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石碑もあります。どちらの神社もその歴史には計り知れない物があり
私のご紹介と説明では全く事足りないと思いますので、
皆さんも是非「新熊野神社」のHPをご覧頂ければと思います。
http://imakumanojinja.or.jp/



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こちらが本殿となります。手前が拝殿、奥が本殿となります。





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お参りを済ませ必ず廻るのが「京の熊野古道」です。私的には
別世界に誘う入口と思っています。かなり大袈裟ですけどね。





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正面右側が「中之社」で、左側が「上之社」です。「京の熊野古道」は
「中之社」の右側の石段を上がって行きます。位置的には本殿の裏側に
なりますね。





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ここからは私の知らない世界の連続(それが最高に良い)で、ここには
「熊野九十九王子」と呼ばれる神様達が祀られています。
左「稲葉根王子」(いなばねおうじ) 右「茶枳尼天」(たきにてん)





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左「梵字曼荼羅」(ぼんじまんだら) 
右「熊野本宮八葉曼荼羅」(くまのほんぐうはちょうまんだら)





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「熊野曼荼羅」(くまのまんだら)





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左「滝尻王子」(たきじりおうじ)「帝釈天」(たいしゃくてん)
右「発心門王子」(はっしんもんおうじ)「梵天」(ぼんてん)





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「八咫烏」(やたがらす)





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ご存知の方もおられるかと思いますが日本サッカー協会が
シンボルマークにしたのは、神武天皇を樫原宮に導いたように
日本をワールドカップに導き、優勝させていただきたいという願いが
込められているとの事。





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「後白河法皇坐像」(ごしらかわほうおうざぞう)





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左「制多迦童子」(せいたかどうじ)
中「弥都波能売神」(みずはのめのかみ)「不動明王」(ふどうみょうおう)
右「矜羯羅童子」(こんがらどうじ)





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左「那智の滝」(なちのたき)熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)
中「大斎ケ原」(おゆみがはら)熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
右「神倉山・ことびき岩」(かみくらやま)熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)





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新熊野神社が「能楽発祥の地」と呼ばれているのは『申楽談義(観世元能著)』に記されている
以下の一文が根拠になっているようです。
「観阿(観阿弥)、今熊野の能の時、申楽(猿楽)ということをは、将軍家(足利義満)、
御覧じはじめらるるなり。世子(世阿弥)、十二の年なり。」





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これらは「能楽発祥の地」の記念碑?なのでしょうか・・・?。





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帰り間際に目に留まった幟です。「京都十六社朱印めぐり」
http://www.kyoto-16sha.jp/

如何でしたでしょうか。BMWモトラッドとは縁も所縁もない話と思ってはいけません。
私も知らない、貴方も知らない世界に接点がある訳で、今年は知らない世界元年になりそうです。
今年は知らない機能満載の新型車両が、ドンドン発売されますよ~。
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こんなのとか





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こんなのがね。




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by motorradkyoto | 2018-01-07 18:12 | 番外編 | Comments(0)
2017年 11月 05日

試乗インプレッション No15/G310R

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こんにちは、スタッフのMr.Mです。11月に入りましたね。10月のバイクシーズンは3週連続で週末の天気が優れずオマケに大型台風の上陸等も有り、ライダーの皆さんは相当ストレスが溜まっておられたに違いありません。良い季節ははかなくも短いもので、この季節に気持ちの良いツーリングが出来た方は幸せですね。11月は紅葉の季節です。10月に良いツーリングが出来なかった方は、11月に頑張って挽回して下さい。京都での紅葉の観光スポットは、概ね11月20日前後が一番かと思いますが、まあこの時期は何処も渋滞でお話にはなりませんけどね。さて今日は遅まきながら6月に発売された注目の中型バイク、G310Rの試乗インプレッションをお届け致します。何時も通り雑誌記事やWebサイトのような難しい内容は一切ございませんので、どうぞご参考にして下さい。




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G310RはインドのオートバイメーカーであるTVSモーター社とBMWが長期
業務提携し、開発はBMW、生産はTVSが手掛けるMADE IN INDIAのBMW
モトラッドになります。最近は日本だけでなく、ヨーロッパの様々なメーカーも
インドでの生産が多くなって来ましたね。しかしながら、全体の佇まいや
仕上げのフィニッシュはベルリン製と寸分違わぬ高感度です。




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ブレーキはフロント・リア共にバイブレ(ブレンボ製の略で、東南アジア
諸国向けの小型・中型車に採用されている)製で、制動力に
何ら不満はありません。フロントはラジアルマウントされ商品力が
高められ、さらにABSが標準装備されている事は言うまでもありません。
フォークは41φの倒立タイプです。





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後方排気エンジンとなっていますが性能に寄与している訳ではなく、
前方のラジエターの位置関係と重量バランスの問題で、このレイアウトと
なったと判断しています。リアサスはプリロードのみの調整が可能です。





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フロントマスクはリトルF800RかF800Rジュニアと言った表現が
出来そうですね。最近は四輪もそうですが怖いマスクの二輪が多い中、
なかなか上品で女性的な顔立ちだと私は思います。





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ハンドル廻りはこのようになっています。BMWの上級車種と比較すると
かなりシンプルで、初めて操作する場合においても迷う事はありません。





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メーターディスプレイはご覧の通りで、BMW流の機能が満載です。
画像はアイドリング中ですが、エンジンが温まった状態で1,500rpmと
少々高めです。





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シート高はカタログデータで785mmとなっています。





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車両の解説は程々に、一般道からのスタートです。
このバイクも発進は元気良くです。エンジンを含めた全体のノイズは
柔らかい感覚で、回転の上昇もスムーズに吹け上がります。
ミッションのタッチも上々で違和感なく好感が持てます。
数値的には34ps/9,500rpmあるわけですから必要にして十分な
性能を有しています。313ccのシングルですが侮れませんね。





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車の往来が殆どない秘密のワインディングは軽快そのもので、
車両重量約160kgの恩恵を痛感致しました。バンク角も余裕で、
ブレーキのタッチも私好みで「ジュワァ~」と効く感じです。これはイイですね。





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一般道とワインディングの後は高速走行です。高速の直進性は以外や以外、
ピタりと決まりました。●00km/hで6,200rpm、●20km/hで7,600rpmを示し、
トンネルの中のやや下りの直線でフルスロットルにしたところ、●60km/hで
動かなくなりました。その時の回転数は10,000rpmで、最高速はこの辺り
前後かと思われます。毎回の事ですが、ネイキッドでの高速走行は辛いですね。
但し高回転域の振動は相応にあり、マルチシリンダー車のような訳には行きません。





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高速走行を終えて一般道を走りながら再確認した事は、G310Rは
シティーコミューターに打って付けのバイクではないかと・・・。
オプションの29L容量のトップケースを装着して頂ければ、それ相応の効果も
あり、実用性も十分発揮されますからね。事実、G310Rをご購入頂いた方の
半数以上の方がトップケースライト¥42,444(ケース本体・ラゲッジラック等を
含めた税込み価格)を装着しておられます。





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BMWではG310Rを世界戦略車に位置付け、世界的なオートバイライダーの
高齢化に歯止めをかける作戦を展開しています。これには少々時間を要しそう
ですが、販売価格も国産250ccクラスと大差はなく、このクラスのバイクを検討
される方の選択肢の1台に大きく浮上している事は間違い有りません。





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BMWの攻勢はまだまだ続きます。11/1日より発売が開始された
こちらG310GS。これもかなりイケてますね。G310R・G310GS共に現在
品不足で予約なしでの年内デリバリーが厳しい状況です。早くお乗りになりたい方は
早目のご予約をお願い致します。先手必勝ですよ~。




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by motorradkyoto | 2017-11-05 12:20 | 試乗インプレッション | Comments(0)